ロサンゼルスの奇妙な新生活

12年間働いたピーチジョンのデザイナーを突然引退して渡米。片言以下の英語力で果たしてどうなる新生活⁉︎

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⑧手術方針説明

手術方針説明の時は出来れば誰か連れて行ったほうが良いらしいよ。ナースに言われた。

母について来てもらい大先生による手術方針説明に行く。

 

待ち時間に母と、

「MRI の結果、全身癌だらけですとか言われたらどうする?(笑)」

とか笑いながら名前を呼ばれるのを待つ。

 

ーーーー第一診察室へーーーー

 

教授大先生は、優しそうで素敵な紳士。

簡単な自己紹介と挨拶があり、

乳癌とは…から始まり

とても分かりやすい説明があった。

 

•CTとMRIの結果、転移は無さそう。肺に小さな影があるが、古い何かの跡だと思うので経過観察という事で。

•組織診の結果、ホルモン剤が効くタイプの比較的おとなしめの癌であるので、おそらく抗がん剤は必要ない事。

•サイズが1,6cmで、脇のリンパが腫れたりとか無いので、ステージ1。

•この場合は部分切除で、術後に放射線治療に進むのが一般的だが

乳腺全摘出で放射線治療無しっていう手もある。

•ホルモン剤を5年間飲む。半年に一度、生理を止める注射をお腹に打つ。

•手術の時に、本当にリンパ節に転移がないかどうかセンチネルリンパ節生検というのをする。

 

という説明をしてもらった。

そして私達は、せっかく早期に見つかったんだから全摘出じゃなくて部分+放射線治療を選択した。

正直、どっちを選びたいという強い意志は無かったので、皆んながやってる方で!って感じで決めた。

 

大先生:「では手術の日程ですが、スケジュールが埋まっててですね、4月27日はどうですか?」

 

母:「えーーー?!そんなに先ですか!?1ヶ月半近くも先!」

↑さすがオカン!図々しい(笑)

 

大先生:「あー4月10日も入れられなくは無いけどなぁ…ん〜。どうだろうなぁ。無理ではないけどなぁ。」

 

ここで母と私は気がついた。

心の声:「袖の下のタイミングって今だったんじゃないのか!?

ナースも居ない私達と先生だけ。

わー用意しておけばよかったー!」

※大先生は一言もそんなこと言ってませんが私達が思っただけです。

でも準備していなかったので仕方ない。。。

 

母:「10日でなんとかおねがいします!!」

↑さすが母強し。

 

ダンディな大先生は、袖の下渡してないけど10日にスケジュールを入れてくれることになった。

 

めでたく、

3月27日 麻酔科説明

4月10日 手術

4月27日 センチネルリンパ節生検結果発表

その後5週間くらい放射線治療

というスケジュールが決まった。

 

そしてその日は

入院手続きと

看護師さんとのヒヤリング

をして帰宅した。

 

麻酔科説明につづく。

⑦閉所恐怖症でMRI

ーーーー3月2日CTとMRIーーーー

この日行った系列のブレストセンターは

新しくて凄く綺麗。

予約の30分前には更衣室でパンツ以外全部脱いで寝巻きみたいのに着替えて待つ。

 

マスクしてたけどイケメン風の技師さんに案内されて部屋のドアを開けると、

部屋の真ん中にコレ↓が。。。

f:id:asamichandayo:20200325221458j:image

技師さんは、どんどん進んで部屋の中央にある機械の前に行き、

「コレです。狭いところダメとかありますか?」

とこちらを振り返るが

私が部屋のドアから機械の方へ近付いていない事に気付いて苦笑い。

 

心の声:「あーもぅ絶対無理だわ。こんな小さい筒の中に30分って気が狂うわ!!なんとか言って断わろう」

 

私:「あのー、閉所恐怖症なので。閉所恐怖症の人もコレやれるんですか???」

 

技師さん「そうですねぇ閉所の人でも最後まで頑張る方が多いですよ。乳癌の場合はうつ伏せで、しかも足から入るのでだいぶ楽だと思いますよ」

ほら!

と機械のベッドの部分を指差す。

 

恐る恐る近寄って見てみると

エステとかマッサージみたいな、うつ伏せの顔の位置に穴が空いていた。

と同時に、

パイの部分にも2つ穴が🕳🕳あいていた(笑)

 

えっ?!

って苦笑いで技師さんを見ると、

「ここに胸を入れてください( ̄ー ̄)」

技師さん…羞恥プレイですな…

 

技師さん:「本当に無理なら、緊急ボタンを手に持たせておきますのでとりあえず頑張ってみましょう。寝巻きの前を解いてうつ伏せになってください。

胸をこの穴に入れてくださいね」

 

そこから一言も言葉を発す事なく渋々台に乗って、不機嫌に寝巻きを解いてうつ伏せになる。

 

技師さん:「ちょっと、胸が穴に🕳🕳入ってるか下から見ますね」

 

心の声:「下から見んのか、羞恥プレイですな…」

 

技師さん:「あと、すごい大きな音がするので普通はヘッドホンするんですが、

閉所の人は耳塞がれるのが余計に圧迫感感じる場合があるのでちょっと試しにつけてみますよ?!

…どうですか?

ちなみにこのヘッドホンから僕の声聞こえるんです。」

 

イケメン風の技師さんの声が聞こえるなら着けとくか。

 

私:「着けてもらっても大丈夫そうです」

 

技師さん:「じゃ、始めてみますね。

はい、コレが緊急停止ボタンです。試しに今押してみてください^ ^

[ブーブーブー]

ちなみに、押せば押すほどMRIの時間が長くなるだけなので、押さない方が良いと思いますよ。 

あと、中の声は外の私には聞こえませんので!」

 

 

 

ナニーーーーー!!

( *`ω´)

おぬしなかなかのドSですな!!!

 

 

 

なんだかんだと言いくるめられ、まな板の上の鯉状態。

 

 

コロコロコロ…

 

 

機械に入ったっぽい。

 

 

技師さん:「では部屋出ますね!大丈夫ですか!?」

 

心の声:大丈夫じゃないけどもう仕方ないじゃん!

 

するとヘッドホンからかすかな音楽と、技師さんの声が。

技師さん:「僕が話しかけながら進めますからね、大丈夫ですからねー

じゃ、今から3分くらい×2回大きい音がします」

 

 

ドッカーン!

バッキーン!!

 

 

 

爆発するんじゃないかという、とんでもない爆音が何分も轟き続ける。

 

心の声:「わぁーなんだこれ!

ハァハァハァ😣ダメかも知れん!

ボタン押すか!?  でも…」

押せば押すほどMRIの時間が長くなるだけなので…←この言葉が何度も頭をよぎる。

 

心の声:「怖すぎる、どうしよう。

わ〜やばい!花粉症で鼻水が!!!

あーーー鼻からたれるーー!!!

顔ってカメラかなんかでイケメン技師に見えてるのかな?

鼻水30分垂れ流したら精密機械壊れないかな?

機械弁償できないよー!

すすれーー鼻をすすれーーーー!!!」

 

 

必死にズルズル鼻をすする事20分。

 

 

技師さん:「はい!お疲れ様でしたー」

 

 

アレ?終わった?

閉所と物凄い爆音で手足の震えはしばらく止まらなかったが、

鼻水のおかげでだいぶ気が紛れたみたい。

 

MRIの感想。

・うつ伏せじゃ無かったら絶対無理。

・仰向けで頭から侵入だったら絶対無理!

・足とか手とか固定されたりしたら絶対無理。

・爆音もう少し何とかならないの?

・笑気ガスとかそういうの用意しておいても良いんじゃない?

・技師さんイケメンじゃなかったら無理

 

手足が震えたまま、不機嫌に一言も発さずに寝巻きを整え、台を降り歩いて次の部屋へ。

 

CTの部屋も同じような感じで部屋の真ん中にこんな機械が置いてある

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こっちはドーナツ短いし、5分くらいであっという間に終了。

 

 

合計45分くらいの滞在時間でこの日は終了した。

 

次回、

この日にやったCTとMRIと、前回の組織診の結果で全身の転移がないか?

ホルモン剤が効く癌か、抗がん剤になるか、

胸をどのくらい切除するか…などの説明を

教授大先生にしてもらいます。

 

つづく。

 

⑥痛いの苦手な方はご遠慮ください

可愛い子先生の診察のつづき

ーーーーーーーー

そのまま、机の横にある小さな台に横になり

針や注射を見ないでおこうと壁側に視線をやって、まな板の鯉状態。

 

すると看護師さんが、何かを

ガチャーン!ガチャーン!

と鳴らしながら何か私に言ったので

「え?」と振り向くと、

太っとい針?を片手に、

いや、もはや針じゃ無いな…

そう!

それはちょうど私の趣味のパンチニードル の針を長ーくしたような物

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を手に持ってハンドルか何かを握り

ガチャーン!

と音を立てて

 

看護師さん:「採取時こういう音がしますから驚かないでくださいね」と。

 

あーあーあー!見ちゃったじゃん!

太いじゃん!

↓↓↓コレコレ!こんなんだった気がする!

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もうここまで来たら逃げるわけにもいかず、大人しく部分麻酔の注射を受ける。

 

可愛子先生:「麻酔注射は細い針ですからね、はーい、刺しまーす。」

 

ちょっぴりちくっとしたけど痛くない…

 

 

「はい、 次はもっと奥の方に入れますねー!」

 

って、

この先生さ!

さっきから凄い説明が具体的で、

ボールペンの太さ見せてくれたりご丁寧なんだけどさ、

私に限ってはその詳細な説明要らないから!!

きっと、きちんと説明しなさいという教育なのか何なのか分からないけど、おっぱいの奥の方に針刺されて麻酔打ち込まれるの想像したく無いわ(笑)

 

 

そして麻酔の注射抜いて、

超音波で腫瘍の位置を確認しながら、すぐにパンチニードル 刺そうとするから

え?もう?麻酔効いてる?本当に??

ってビビりまくりで思わず、

 

私:「酒飲みって麻酔効きにくいんじゃないんですか!?酒飲みなんですけど!!!」

 

可愛い子:「それは多分嘘の伝説ですよ(笑)実際聞いたことないですから」

 

心の声:「いや、昔整形外科のおじいちゃん先生が言ってたもん!この人は経験が浅すぎて知らないだけだ」

 

でも麻酔効いてたみたいで痛みは感じなかった

がボールペンは刺さっているらしい。

 

可愛子:「じゃー細胞取りますねー、

イチ、ニノ、サン!

 

ガッチャーン!!」

 

 

心の声:イヤイヤイヤ、その1.2.3要らないから!スリーカウントに合わせてめっちゃ神経研ぎ澄ませちゃうから痛い気がしちゃうから!!」

 

可愛子:「痛かったですか??」

 

私:「ガチャーンの時はさすがに…(カウントスリーで全神経集中してるからな)

 

可愛子:「じゃー麻酔追加しましょうね。」

 

麻酔追加。

 

可愛子:「2本目いきますね、1、2、3!ガチャーン!  大丈夫ですか?」

 

私:「んーーこれ、痛い気がしてるだけですね。」

 

ちなみに、

タラ〜タラ〜っと脇を伝って背中に血が流れていく感覚はある。

 

可愛子:「じゃ、最後いきますね、

1、2の、3!ガチャーン!!  

はい、終わりましたよこれで3つ取れてると思いますので…検査の結果は出ると思います…が…

ん〜念のためもう一つ取っておいていいですか??」

 

私:「え??」

そんなに取ったらもぅ癌無くなっちゃうじゃん、とか思って振り向いちゃったら、

看護師さんがちょうど血まみれになった長さ15センチくらいありそうなパンチニードル 針持ってるの見ちゃった…

もぅ!その武器、血がしたたってるから!

 

恐怖のまま4本目を取られて無事終了。

 

出血を止めるためにナースさんがかなり強くワタで圧迫するんだけど、

結構チチを強く押されたのが1番痛かった気がする。

 

どうしても気になったか事があったので質問する。

 

私:「今日ビール飲んでもいいですか??」

 

ナース:「血が止まりにくくなるので1日だけ我慢してくださいね」

 

私:「あ、はい。」

 

 

可愛子先生:「次回は、CTとMRI撮ります。本当は体への影響で同日に両方は出来ないのですが

小林さんは喘息があるので造形剤(?)使わないので両方同日に出来ますから3月2日で予約しますね!

 

 

心の声:「本当に私だけ同日オッケーとかありえる??」

この時点で、可愛子先生への不安感は否めない感じだったので、

色々疑っちゃったよ、ごめんなさい(笑)

 

可愛子:「今日の細胞診の結果と2日のCTとMRIの結果をもって、先生が手術のやり方や治療方法の説明を受けますが、ご希望の先生はいますか??」

 

私:「その説明してくれた先生が手術してくれる先生になるんですか??

 

可愛子:「基本的にはそうですね」

 

私「じゃ、1番偉い大先生でおねがいします!!!」

 

可愛子:「じゃ、◯◯は教授なんです、◯◯にしましょうか?」

 

私「はい!お願いします!

ところで先生、話は戻りますが、MRIって閉所恐怖症の人でも受けれますか??」

 

可愛子「あ…30分くらい小さな筒の中に入って、大きい音がするので出来ない人はいます…

が、やってみてダメだったらその時に言ってください」

 

という事で

CTとMRIに続く。

 

※可愛子先生は、すごくおっとりと人当たりが良くて、優しくて美人で結果的には最高でした。人を見た目で判断しちゃダメだぞ!

 

 

⑤組織診こわっ!!

ーーーー3日後ーーーー

母について来てもらい◯◯医科大学病院にやって来た。

電車とバスで45分くらい。

[11時台]という予約なので10:30に到着するも、なかなか順番が来ない。

それでも、コロナウィルス真っ只中で

患者さんは少ない方なんだろうと思う。

 

待ってる間に掲示板に貼ってあるドクターの当番表を見ながら時間をつぶす。

先生の名前の横に部長とか副部長とかの印もかいてある。

 

あー、あのネットにいっぱい出てた有名な教授大先生は月曜日なのか。

今日は火曜日だから〜

第一診察室が副部長の先生

第二診察室は空いてて

第三と第四診察室が普通の先生か。

副部長の先生に当たるといいなぁ。。。

 

 

12:50頃 

「小林さん第二診察室にお入り下さ〜い。」

第二??

先生の名前書いてなかったけど…

と思って入ってみると、

ものすごく若くてキレイな可愛子ちゃん先生?研修医?

 

なるほど。。。

今日は先生には会えないわけか。

 

軽く挨拶などをしてアレルギーやら喘息などの問診と今後の話を聞く。

ちなみに、特定のフルーツアレルギーである事を話したら、

実はそのアレルギーはゴム系らしく、ゴム系の道具を使わないようなアレルギー対応の手術をするらしい。

 

可愛子先生:「今日は夜までお時間大丈夫ですか?

もう一回超音波の検査と、

全身麻酔に耐えられるかの健康診断をして、

最後にここに戻ってきて下さいね、組織診の細胞を取りますので。」

 

…また細胞取るのかぁ。

まぁこの前やったけど全然痛く無かったからいっか。

 

今日は1日検査って事なので

母と病院の中華レストランで日替わり定食を食べて母には帰ってもらった。

 

団体健康診断と違ってシステム化されてないので、

1人で5科くらいを迷子になりながら回って可愛子先生の元に戻ったら4時を過ぎてた。

 

ーーーー第二診察室に戻ってきたーーーー

すでに超音波画像も届いているようで

 

可愛い子:「サイズは1.6cm x 1.1cm

リンパに転移は無さそうな感じですので、ほんとに初期の癌ですね」

↑可愛子先生が診断するんだ!?ちょっぴり不安。

 

可愛い子:「で、どんなタイプの癌なのか詳しく調べるために細胞を取りますね、

先日されたやつとは違って今回は針が太いです。

ボールペンの芯の部分くらいです。

ほら🖊このくらい。」

胸ポケットからボールペンを出して私に見せる。

 

 

 

 

 

えーーーー?

カタカタカタ(((;゚;Д;゚;)))カタカタカタ

 

 

 

 

 

 

心の声: 今、ボールペン見せる必要あった?

 

 

ってか、あなたがやるの?

 

 

 

可愛子先生:「部分麻酔しますので、麻酔の注意だけ痛いですが大丈夫ですからねー。1本目痛かったら麻酔追加できますからねー。」

 

 

1本目痛かったら手遅れじゃん!

また3本とるの!?

 

 

次回こわい話なので、苦手な方はスルーしてください(笑)

 

 

④インチキ占い師が手術の病院を決める

題名からちょっと話はそれるけど

私の乳がんは左胸のビー玉だったんだけど、

検診センターで受けたマンモ でも

乳腺専門の病院で受けたマンモ でも左胸引っかかってなかった。

 

わたしはマンモが最強だと思ってて、何ならマンモ 受けたら超音波要らなくない?って思ってたんだけど。

マンモに写る癌と映らない癌があるの???(謎)

もしも超音波してなかったらと思うとゾッとするわ。

 

 

------病院での会話に戻る------

 

こうしてはじめての癌告知された私は

私:「この病院で乳癌告知って結構されるんですか?毎週とか?」

先生:「そうねぇ、年間に百何十人だから週一はあるねぇ」

こんなちっちゃい病院でも毎週みつかるんだ…

と少し驚きながら手術の病院を決める事に。

 

 

先生:「で、どこで手術する? 近所なら◯◯大学病院とか国立病院とか、下に下れば◯◯病院、◯◯癌センター、上にのぼれば◯◯医科大とか…」

 

私:「え〜ちょっとそういうの全然分からなくて、先生のおすすめでお願いします」←レストランのおすすめメニューのノリ。

 

先生:「やっぱりねぇ、近いのが1番いいよ。◯◯大学病院にしとく?」

 

私:「じゃ、それで!」

 

先生:「じゃ、紹介状と検査データ持っていってね。」

 

私:「はーい。ありがとうございました」

 

って感じで病院終わって家に帰り、母に報告。

 

 

 

私:「それが大変な事になったよ!癌だったんだよー(笑)」

 

母:「もぅ〜なによ〜、じゃ〜サッサと取っちゃいなさいよ。」←やはり全く動じず。

 

私「うん、だから◯◯大学病院で取る事になった。」

 

母:「え!?◯◯大学病院??

  あそこはダメよ!

  変えてもらいなさい」←なにかこの病院に個人的な悪印象が有るらしいwww

 

母:「ちょっとダウジング(占いみたいなやつ)で選んであげるから、

   先生が言ってた病院名を全部紙に書いて!」

 

 

でたー!得意のやつ!笑

素人の占いで手術の病院決めるのかぁ

(;´∀`)…うわぁ…

 

 

もう紹介状もらって来ちゃったし、やだよ…。

と思いながらも、先生が言っていたいくつかの病院名を紙に書いて渡すと

素人の、

ただの趣味の、ダウジングが始まる(笑)

 

水晶みたいのがついたネックレスっぽいものでやるんだけど、

もはやダウジングとかじゃなくて、

個人的恨みのあるらしい◯◯大学病院の上にやるとあからさまにイヤイヤみたいに動く。

「これお母さんが動かしてるんじゃ無いのよ!」

とか言いながららもぅ自分でも笑っちゃってるし…

 

素人の占いの結果、◯◯医科大学病院に変更しろという。

マジかぁ…と思って、ネットで乳癌手術の病院ランキング見たら、なんと全国第3位! 

ちなみに紹介状貰ってきた◯◯大学病院は40位には入ってるもののもう少し下だったので素人占いに従って、(ネットの情報に従って)

紹介状書き直してもらえるか病院に電話した。

 

「まぁ出来ますけどちょっと時間かかりますけど…」

と若干嫌そうな感じはされたけど、

そのまま病院に戻って書き直してもらって、3日後に予約をとってもらった。

 

ちなみに書き直しそお金は取られなかったよ。

 

大学病院での診察につづく。

 

③細胞診検査の結果発表!

病院で細胞を取ったつづき

ーーーーーーーー

親戚にガンの人いないからまぁ悪性では無いだろうという自信もあったし

悪性でも、まぁなるようになるって感じ。

 

ただ、

先生に「癌です」って言われたら絶対に

「ガーーーン」

って言い返したい!とだけは心に決めていたけど(^^)

 

 

 

 

 

細胞診から8日後2月22日、

結果を聞きに病院へ。

 

-----病院にて-----

 

 

 

私: コンコン!失礼しまーす。

 

 

 

 

 

 

 

 

先生:「こんにちは。あのねぇ、小林さんねぇ、悪性でしたね。早期の乳癌。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私:「ガーーーン!」 

   ( ̄ー+ ̄)言えた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生:「………。」

 

 

 

 

 

先生:「…それでねぇ、コレが細胞診の結果でね、、、」

 

 

 

私心の声:「あれ? まさかのスルー??聞こえた?よね?」

 

 

 

 

先生:「コレがこうで、、、、ってわけなんだ」

 

 

 

 

私「じゃ、癌って事ですね、

ガーーーーーーーン!!!」(薄笑いで再トライ)

 

 

 

 

 

先生:「………。

 で、手術する病院なんだけど、、、」

 

 

 

 

私心の声:「えっ、え〜? 

  拾わないんだ?もう一回言いましょうか?」

 

 

 

ここでナース登場

 

ナース:「で…でも先生、

皆さん真っ白になっちゃうのに

小林さん大丈夫ですね、あはは(~_~;) 」

 

 

看護婦さん気付いてくれてたんだ

 \(//∇//)\

2回目トライしちゃったじゃん!恥ずかしい。

 

 

 

 

コレが私の【はじめてのガン告知】。

癌告知ってドラマで観る限りもっと衝撃的なものかと思ってたけど、

私にとっては、

 

風邪かと思ったらインフルでした。

 

くらいのびっくり度。(コロナって言われるより衝撃小)

不思議なくらいの平常心はいったい何なんだろう。

 

たぶん

乳に関係する仕事をしていたからなのか、乳癌について全くの無知ではなかった。

早期なら部分切除で済むことも多いとか、

早期ならほとんど死なないとか。

あとは、

乳癌患者って、じっさい14人に1人の確率なんだって聞いてたのに、

私の知り合いの女性にそんなに居ないってのをすごく不思議に思っていた。(ピークを迎える年齢は40代だからかもしれないけど)

だから14人に1人という確率的に

「自分かもな」

とは思っていた面も正直あった。(以前から、自分がなってもおかしくないな と覚悟はできていた)

 

ーーーー身内へ結果を報告ーーーー

 

まずは母と近所の親戚と、地元の友達にだけ結果発表をした。

すごく心配してくれて落ち込んじゃう親戚とかも居て

「アレ…泣かせちゃった…どうしよう…」

ってなって、はじめて私も一瞬だけ若干動揺した。

その時に思ったのが、

日本に帰ってきてる事を伝えたい何十人もの友達(飲みに行きたい友達)の1人1人に一から説明して、

毎回落ち込ませちゃったりしてたら

せっかく平常心な私も落ちるな…陰が移る。

と思って、もぅブログで一斉に伝えようと決心。

 

乳癌を報告された時の対応ですごく助かったタイプの人は、

「えー!大変じゃない!!私もねぇ、………#&@◯×」

って、いつも通りに自分の最近のお腹壊したとかの出来事を3時間くらい話し続けてくれた親戚のおばちゃんとか、

 

最近結構大きな手術を受けた友達が、体験談を面白おかしく話してくれて、毎週飲みに誘ってくれるのが、

そういう、暗い顔しないでくれる対応がすごく助かった。

 

 

つづく

 

 

 

 

②乳癌かもしれない騒動つづき

前回からのつづき。

 

-----1月中旬アメリカ帰国-----

 

年末年始1ヶ月ほど日本を満喫して健康診断受けて、1月中旬にアメリカに帰国。

そして1月末頃に「検診結果が届いた」と日本の母から連絡があり、

なんと!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やや肥満!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という結果はおいておいて、

超音波→左右になんか有る

マンモ →右になんか有る、左何も無い

よって、要再検査。

……左胸のビー玉はマンモ では引っかからなかったのか。

 

うわぁ〜アメリカに帰ってきたばかりなのに…

10年くらい毎回言われてた乳腺の炎症か何かなのに、チケット代出して日本で再検査する???

しなくて良くない???

って感じだったんだけど、母に検査しろと言われ、なんとアメリカに帰って1ヶ月弱で日本行きのチケットを予約。

 

 

 

『再検査ってまたマンモ やるのかなぁ、マジでヤダなぁ。。。』

そこでふと思い出した。

年末の帰省時に、たまたまご飯に行った地元の友達が話してくれた話。

友達:「気になるしこりがあったから、地元の乳腺専門のクリニックに行ったらマンモ 痛くなかったよ」という話。

そうだ!検診センターで再検査じゃなくて、その専門クリニックに行こう!

 

-----2月中旬日本着-----

 

その乳腺専門の病院を受診。

コロナ騒動真っ只中なのに、小さな待合室にぎゅうぎゅう詰めの患者さん。

乳腺外科って流行ってんだなぁ…

 

 

健康診断の時の画像とかは勿論持っていなかったので、

「全く同じ検査(超音波とマンモ )をもう一回やりますけど良いですか?」という事で再検査。

恐怖のマンモ …

前回の恐怖体験があるのでガチガチに緊張して、機械まで行くのに右手と右足が一緒に出るくらい(笑)

 

ところが友達が言っていた通り、痛くない!!!

イヤ…痛いけど、痛みが半分くらい!

潰した両サイドからパイがはみ出てないかチェックする余裕もあったよ。

 

そして、超音波を受けてそのままの格好で先生の画像診断待ち。

するとすぐに、

「左のしこりが心配なのでこのまま細胞取らせて貰いますね〜。針を刺してちょっとだけ細胞取ります、3本取りますね」

って…

 

 

 

え゛ーーーーー!!

針ーーーーーー!!

を刺すーーーー!?

 

 

 

 

 

 

 

 

「え、右じゃなくて?

  なぜ左? 

  それ痛いですよね!?

  3本ですか!?」

とか言ってる間にもうやられちゃうんですね(笑)

考える時間も、恐怖を感じる時間も無く。

コレ大事ね。

 

コレもしも、「次回やりますね!」とか言われるといろいろ想像しちゃうじゃん?恐怖で眠れない!

スピード大事!

 

そして少なくとも私は、

マジで注射よりも全然っ痛くなかったから、

これからやる人安心して!

蚊に刺されるくらいだから。針も採血のやつより細いんだって。

 

 

で、先生に、

実はアメリカから来ていて再来週が帰りのチケットである事を伝えたら

「そうなの?最近海外からの人多いなぁ。でも良性でも定期的に検査しないとダメだけどちょくちょく帰ってこれる??」

と。

癌じゃ無くてもちょいちょい検査必要なんだ!?

しょっちゅう日本来れるということか( ̄ー ̄)

とか考えながら、アメリカ帰国のチケットまでの間また日本を満喫^ - ^

 

 

検査結果につづく…(笑)