⑦閉所恐怖症でMRI
ーーーー3月2日CTとMRIーーーー
この日行った系列のブレストセンターは
新しくて凄く綺麗。
予約の30分前には更衣室でパンツ以外全部脱いで寝巻きみたいのに着替えて待つ。
マスクしてたけどイケメン風の技師さんに案内されて部屋のドアを開けると、
部屋の真ん中にコレ↓が。。。
技師さんは、どんどん進んで部屋の中央にある機械の前に行き、
「コレです。狭いところダメとかありますか?」
とこちらを振り返るが
私が部屋のドアから機械の方へ近付いていない事に気付いて苦笑い。
心の声:「あーもぅ絶対無理だわ。こんな小さい筒の中に30分って気が狂うわ!!なんとか言って断わろう」
私:「あのー、閉所恐怖症なので。閉所恐怖症の人もコレやれるんですか???」
技師さん「そうですねぇ閉所の人でも最後まで頑張る方が多いですよ。乳癌の場合はうつ伏せで、しかも足から入るのでだいぶ楽だと思いますよ」
ほら!
と機械のベッドの部分を指差す。
恐る恐る近寄って見てみると
エステとかマッサージみたいな、うつ伏せの顔の位置に穴が空いていた。
と同時に、
パイの部分にも2つ穴が🕳🕳あいていた(笑)
えっ?!
って苦笑いで技師さんを見ると、
「ここに胸を入れてください( ̄ー ̄)」
技師さん…羞恥プレイですな…
技師さん:「本当に無理なら、緊急ボタンを手に持たせておきますのでとりあえず頑張ってみましょう。寝巻きの前を解いてうつ伏せになってください。
胸をこの穴に入れてくださいね」
そこから一言も言葉を発す事なく渋々台に乗って、不機嫌に寝巻きを解いてうつ伏せになる。
技師さん:「ちょっと、胸が穴に🕳🕳入ってるか下から見ますね」
心の声:「下から見んのか、羞恥プレイですな…」
技師さん:「あと、すごい大きな音がするので普通はヘッドホンするんですが、
閉所の人は耳塞がれるのが余計に圧迫感感じる場合があるのでちょっと試しにつけてみますよ?!
…どうですか?
ちなみにこのヘッドホンから僕の声聞こえるんです。」
イケメン風の技師さんの声が聞こえるなら着けとくか。
私:「着けてもらっても大丈夫そうです」
技師さん:「じゃ、始めてみますね。
はい、コレが緊急停止ボタンです。試しに今押してみてください^ ^
[ブーブーブー]
ちなみに、押せば押すほどMRIの時間が長くなるだけなので、押さない方が良いと思いますよ。
あと、中の声は外の私には聞こえませんので!」
ナニーーーーー!!
( *`ω´)
おぬしなかなかのドSですな!!!
なんだかんだと言いくるめられ、まな板の上の鯉状態。
コロコロコロ…
機械に入ったっぽい。
技師さん:「では部屋出ますね!大丈夫ですか!?」
心の声:大丈夫じゃないけどもう仕方ないじゃん!
するとヘッドホンからかすかな音楽と、技師さんの声が。
技師さん:「僕が話しかけながら進めますからね、大丈夫ですからねー
じゃ、今から3分くらい×2回大きい音がします」
ドッカーン!
バッキーン!!
爆発するんじゃないかという、とんでもない爆音が何分も轟き続ける。
心の声:「わぁーなんだこれ!
ハァハァハァ😣ダメかも知れん!
ボタン押すか!? でも…」
押せば押すほどMRIの時間が長くなるだけなので…←この言葉が何度も頭をよぎる。
心の声:「怖すぎる、どうしよう。
わ〜やばい!花粉症で鼻水が!!!
あーーー鼻からたれるーー!!!
顔ってカメラかなんかでイケメン技師に見えてるのかな?
鼻水30分垂れ流したら精密機械壊れないかな?
機械弁償できないよー!
すすれーー鼻をすすれーーーー!!!」
必死にズルズル鼻をすする事20分。
技師さん:「はい!お疲れ様でしたー」
アレ?終わった?
閉所と物凄い爆音で手足の震えはしばらく止まらなかったが、
鼻水のおかげでだいぶ気が紛れたみたい。
MRIの感想。
・うつ伏せじゃ無かったら絶対無理。
・仰向けで頭から侵入だったら絶対無理!
・足とか手とか固定されたりしたら絶対無理。
・爆音もう少し何とかならないの?
・笑気ガスとかそういうの用意しておいても良いんじゃない?
・技師さんイケメンじゃなかったら無理
手足が震えたまま、不機嫌に一言も発さずに寝巻きを整え、台を降り歩いて次の部屋へ。
CTの部屋も同じような感じで部屋の真ん中にこんな機械が置いてある
こっちはドーナツ短いし、5分くらいであっという間に終了。
合計45分くらいの滞在時間でこの日は終了した。
次回、
この日にやったCTとMRIと、前回の組織診の結果で全身の転移がないか?
ホルモン剤が効く癌か、抗がん剤になるか、
胸をどのくらい切除するか…などの説明を
教授大先生にしてもらいます。
つづく。