⑥痛いの苦手な方はご遠慮ください
可愛い子先生の診察のつづき
ーーーーーーーー
そのまま、机の横にある小さな台に横になり
針や注射を見ないでおこうと壁側に視線をやって、まな板の鯉状態。
すると看護師さんが、何かを
ガチャーン!ガチャーン!
と鳴らしながら何か私に言ったので
「え?」と振り向くと、
太っとい針?を片手に、
いや、もはや針じゃ無いな…
そう!
それはちょうど私の趣味のパンチニードル の針を長ーくしたような物
を手に持ってハンドルか何かを握り
ガチャーン!
と音を立てて
看護師さん:「採取時こういう音がしますから驚かないでくださいね」と。
あーあーあー!見ちゃったじゃん!
太いじゃん!
↓↓↓コレコレ!こんなんだった気がする!
もうここまで来たら逃げるわけにもいかず、大人しく部分麻酔の注射を受ける。
可愛子先生:「麻酔注射は細い針ですからね、はーい、刺しまーす。」
ちょっぴりちくっとしたけど痛くない…
「はい、 次はもっと奥の方に入れますねー!」
って、
この先生さ!
さっきから凄い説明が具体的で、
ボールペンの太さ見せてくれたりご丁寧なんだけどさ、
私に限ってはその詳細な説明要らないから!!
きっと、きちんと説明しなさいという教育なのか何なのか分からないけど、おっぱいの奥の方に針刺されて麻酔打ち込まれるの想像したく無いわ(笑)
そして麻酔の注射抜いて、
超音波で腫瘍の位置を確認しながら、すぐにパンチニードル 刺そうとするから
え?もう?麻酔効いてる?本当に??
ってビビりまくりで思わず、
私:「酒飲みって麻酔効きにくいんじゃないんですか!?酒飲みなんですけど!!!」
可愛い子:「それは多分嘘の伝説ですよ(笑)実際聞いたことないですから」
心の声:「いや、昔整形外科のおじいちゃん先生が言ってたもん!この人は経験が浅すぎて知らないだけだ」
でも麻酔効いてたみたいで痛みは感じなかった
がボールペンは刺さっているらしい。
可愛子:「じゃー細胞取りますねー、
イチ、ニノ、サン!
ガッチャーン!!」
心の声:イヤイヤイヤ、その1.2.3要らないから!スリーカウントに合わせてめっちゃ神経研ぎ澄ませちゃうから痛い気がしちゃうから!!」
可愛子:「痛かったですか??」
私:「ガチャーンの時はさすがに…(カウントスリーで全神経集中してるからな)
可愛子:「じゃー麻酔追加しましょうね。」
麻酔追加。
可愛子:「2本目いきますね、1、2、3!ガチャーン! 大丈夫ですか?」
私:「んーーこれ、痛い気がしてるだけですね。」
ちなみに、
タラ〜タラ〜っと脇を伝って背中に血が流れていく感覚はある。
可愛子:「じゃ、最後いきますね、
1、2の、3!ガチャーン!!
はい、終わりましたよこれで3つ取れてると思いますので…検査の結果は出ると思います…が…
ん〜念のためもう一つ取っておいていいですか??」
私:「え??」
そんなに取ったらもぅ癌無くなっちゃうじゃん、とか思って振り向いちゃったら、
看護師さんがちょうど血まみれになった長さ15センチくらいありそうなパンチニードル 針持ってるの見ちゃった…
もぅ!その武器、血がしたたってるから!
恐怖のまま4本目を取られて無事終了。
出血を止めるためにナースさんがかなり強くワタで圧迫するんだけど、
結構チチを強く押されたのが1番痛かった気がする。
どうしても気になったか事があったので質問する。
私:「今日ビール飲んでもいいですか??」
ナース:「血が止まりにくくなるので1日だけ我慢してくださいね」
私:「あ、はい。」
可愛子先生:「次回は、CTとMRI撮ります。本当は体への影響で同日に両方は出来ないのですが
小林さんは喘息があるので造形剤(?)使わないので両方同日に出来ますから3月2日で予約しますね!
心の声:「本当に私だけ同日オッケーとかありえる??」
この時点で、可愛子先生への不安感は否めない感じだったので、
色々疑っちゃったよ、ごめんなさい(笑)
可愛子:「今日の細胞診の結果と2日のCTとMRIの結果をもって、先生が手術のやり方や治療方法の説明を受けますが、ご希望の先生はいますか??」
私:「その説明してくれた先生が手術してくれる先生になるんですか??
可愛子:「基本的にはそうですね」
私「じゃ、1番偉い大先生でおねがいします!!!」
可愛子:「じゃ、◯◯は教授なんです、◯◯にしましょうか?」
私「はい!お願いします!
ところで先生、話は戻りますが、MRIって閉所恐怖症の人でも受けれますか??」
可愛子「あ…30分くらい小さな筒の中に入って、大きい音がするので出来ない人はいます…
が、やってみてダメだったらその時に言ってください」
という事で
CTとMRIに続く。
※可愛子先生は、すごくおっとりと人当たりが良くて、優しくて美人で結果的には最高でした。人を見た目で判断しちゃダメだぞ!