ロサンゼルスの奇妙な新生活

12年間働いたピーチジョンのデザイナーを突然引退して渡米。片言以下の英語力で果たしてどうなる新生活⁉︎

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⑧手術方針説明

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手術方針説明の時は出来れば誰か連れて行ったほうが良いらしいよ。ナースに言われた。

母について来てもらい大先生による手術方針説明に行く。

 

待ち時間に母と、

「MRI の結果、全身癌だらけですとか言われたらどうする?(笑)」

とか笑いながら名前を呼ばれるのを待つ。

 

ーーーー第一診察室へーーーー

 

教授大先生は、優しそうで素敵な紳士。

簡単な自己紹介と挨拶があり、

乳癌とは…から始まり

とても分かりやすい説明があった。

 

•CTとMRIの結果、転移は無さそう。肺に小さな影があるが、古い何かの跡だと思うので経過観察という事で。

•組織診の結果、ホルモン剤が効くタイプの比較的おとなしめの癌であるので、おそらく抗がん剤は必要ない事。

•サイズが1,6cmで、脇のリンパが腫れたりとか無いので、ステージ1。

•この場合は部分切除で、術後に放射線治療に進むのが一般的だが

乳腺全摘出で放射線治療無しっていう手もある。

•ホルモン剤を5年間飲む。半年に一度、生理を止める注射をお腹に打つ。

•手術の時に、本当にリンパ節に転移がないかどうかセンチネルリンパ節生検というのをする。

 

という説明をしてもらった。

そして私達は、せっかく早期に見つかったんだから全摘出じゃなくて部分+放射線治療を選択した。

正直、どっちを選びたいという強い意志は無かったので、皆んながやってる方で!って感じで決めた。

 

大先生:「では手術の日程ですが、スケジュールが埋まっててですね、4月27日はどうですか?」

 

母:「えーーー?!そんなに先ですか!?1ヶ月半近くも先!」

↑さすがオカン!図々しい(笑)

 

大先生:「あー4月10日も入れられなくは無いけどなぁ…ん〜。どうだろうなぁ。無理ではないけどなぁ。」

 

ここで母と私は気がついた。

心の声:「袖の下のタイミングって今だったんじゃないのか!?

ナースも居ない私達と先生だけ。

わー用意しておけばよかったー!」

※大先生は一言もそんなこと言ってませんが私達が思っただけです。

でも準備していなかったので仕方ない。。。

 

母:「10日でなんとかおねがいします!!」

↑さすが母強し。

 

ダンディな大先生は、袖の下渡してないけど10日にスケジュールを入れてくれることになった。

 

めでたく、

3月27日 麻酔科説明

4月10日 手術

4月27日 センチネルリンパ節生検結果発表

その後5週間くらい放射線治療

というスケジュールが決まった。

 

そしてその日は

入院手続きと

看護師さんとのヒヤリング

をして帰宅した。

 

麻酔科説明につづく。