ロサンゼルスの奇妙な新生活

12年間働いたピーチジョンのデザイナーを突然引退して渡米。片言以下の英語力で果たしてどうなる新生活⁉︎

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③細胞診検査の結果発表!

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病院で細胞を取ったつづき

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親戚にガンの人いないからまぁ悪性では無いだろうという自信もあったし

悪性でも、まぁなるようになるって感じ。

 

ただ、

先生に「癌です」って言われたら絶対に

「ガーーーン」

って言い返したい!とだけは心に決めていたけど(^^)

 

 

 

 

 

細胞診から8日後2月22日、

結果を聞きに病院へ。

 

-----病院にて-----

 

 

 

私: コンコン!失礼しまーす。

 

 

 

 

 

 

 

 

先生:「こんにちは。あのねぇ、小林さんねぇ、悪性でしたね。早期の乳癌。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私:「ガーーーン!」 

   ( ̄ー+ ̄)言えた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生:「………。」

 

 

 

 

 

先生:「…それでねぇ、コレが細胞診の結果でね、、、」

 

 

 

私心の声:「あれ? まさかのスルー??聞こえた?よね?」

 

 

 

 

先生:「コレがこうで、、、、ってわけなんだ」

 

 

 

 

私「じゃ、癌って事ですね、

ガーーーーーーーン!!!」(薄笑いで再トライ)

 

 

 

 

 

先生:「………。

 で、手術する病院なんだけど、、、」

 

 

 

 

私心の声:「えっ、え〜? 

  拾わないんだ?もう一回言いましょうか?」

 

 

 

ここでナース登場

 

ナース:「で…でも先生、

皆さん真っ白になっちゃうのに

小林さん大丈夫ですね、あはは(~_~;) 」

 

 

看護婦さん気付いてくれてたんだ

 \(//∇//)\

2回目トライしちゃったじゃん!恥ずかしい。

 

 

 

 

コレが私の【はじめてのガン告知】。

癌告知ってドラマで観る限りもっと衝撃的なものかと思ってたけど、

私にとっては、

 

風邪かと思ったらインフルでした。

 

くらいのびっくり度。(コロナって言われるより衝撃小)

不思議なくらいの平常心はいったい何なんだろう。

 

たぶん

乳に関係する仕事をしていたからなのか、乳癌について全くの無知ではなかった。

早期なら部分切除で済むことも多いとか、

早期ならほとんど死なないとか。

あとは、

乳癌患者って、じっさい14人に1人の確率なんだって聞いてたのに、

私の知り合いの女性にそんなに居ないってのをすごく不思議に思っていた。(ピークを迎える年齢は40代だからかもしれないけど)

だから14人に1人という確率的に

「自分かもな」

とは思っていた面も正直あった。(以前から、自分がなってもおかしくないな と覚悟はできていた)

 

ーーーー身内へ結果を報告ーーーー

 

まずは母と近所の親戚と、地元の友達にだけ結果発表をした。

すごく心配してくれて落ち込んじゃう親戚とかも居て

「アレ…泣かせちゃった…どうしよう…」

ってなって、はじめて私も一瞬だけ若干動揺した。

その時に思ったのが、

日本に帰ってきてる事を伝えたい何十人もの友達(飲みに行きたい友達)の1人1人に一から説明して、

毎回落ち込ませちゃったりしてたら

せっかく平常心な私も落ちるな…陰が移る。

と思って、もぅブログで一斉に伝えようと決心。

 

乳癌を報告された時の対応ですごく助かったタイプの人は、

「えー!大変じゃない!!私もねぇ、………#&@◯×」

って、いつも通りに自分の最近のお腹壊したとかの出来事を3時間くらい話し続けてくれた親戚のおばちゃんとか、

 

最近結構大きな手術を受けた友達が、体験談を面白おかしく話してくれて、毎週飲みに誘ってくれるのが、

そういう、暗い顔しないでくれる対応がすごく助かった。

 

 

つづく